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2010年12月記事

  • 執筆者の写真: 大地 翠
    大地 翠
  • 2019年4月6日
  • 読了時間: 5分


今日はちょっとメイキングっぽいものをやります。

「ドラゴンと生者の書」は、

背景を水彩、キャラをデジタル絵で仕上げています。


最初、建物も水彩でいこうと思ってたんですが、

迫力に欠けるので、これは没にしました。

↑(もう原画は捨てたのでここだけでこっそり公開しますね)

建物はメインで出てくる場合はキャラ扱いにすることにしました。




さて、線画のオルくんです。

まずGペンで描いて、これをスキャナで取り込みます。




次に、色をデジタルで着色します。

キャラも水彩にしてしまうと

静かな場面の場合は良いのですが

動きと存在感に欠けるので、

できるだけくっきりと塗ります。




両方の着色が終わったら、

水彩背景にデジタルのキャラを重ねます。

これで存在感が出ますね!

まだこの方法は試行錯誤しながらなので、

うまく共存できていなかったりする箇所があります。

HPに移行したときは

もうちょっと高画質になると思うので

気長にまったりとお付き合いくださいねー!



(2010年12月2日ブログ記事より移行)






親書は奪われてしまいました。

この日記を読んでいる人たちには、

本編より一足早く解説しますが、

Il fait penetrer la nuit dans le jour et fait

penetrer le jour dans la nuit

これは「コーラン」の一節をフランス語に訳したものです。

(この節は、このあと

et Il sait parfaitement

le contenu des poitrines.

と続きますが)

漫画に出てきたところのみ訳すと、

彼(神)は夜を昼に入らせ、昼を夜に入らせ給う

という意味で、

これは昼夜の交代を表しています。

penetrerは「入り込む、侵入する、浸透する」という動詞のinfinitif(原型)で、

faire(これはfaitの原型)と使うことで、「~を~に入らせる」という意味になるんですねー。

夜と昼の交代といわれれば、

自然の摂理だけをただ表現したとも思えるんですが、

意味深で、なにやら別のなにかのメタファ?、比喩?

と考えてしまう一節です。

さあ、犯人はいったいどういう意味で、これを書き残したんでしょうか?

…気になりますね。

「ドラゴンと生者の書」は、

最初から、組織を絡めよう。と計画していたので、

これで筋書き通りではあるのですが、

ちょっと混同する方がいらっしゃると困るので、ひと言。

「これは歴史の勉強にはならんよーーー!」

ロシアに親書を届けるというエピソードは史実ですが、

作中の秘密結社はすべて架空のものです。

「スクル・ド・ロワ」については、前に何度か描いたと思うんですが

描いた本人も、すっかり忘れてるので、

HPの方に「用語解説」をつくろうと思います。

日記をさかのぼれば

スクル・ド・ロワの一員としてちらっと出てるベリル将軍のらくがきとか、

あと、サンジェさんとトロ君が一員だという設定だった昔のイラストとかが

出てくると思います。たぶん。きっと。うん、たぶん。



(2010年12月4日ブログ記事より移行)






Chez moiに帰還。

今家に着きました。

今日まで三日泊まりで明日からは在宅でお仕事です。

今からドラゴンと生者の書の続き描きますよー

なんか泊まりのお仕事中に、

前に構想して資料が無いのでそのまま放っておいた

復活祭の話を最後まで考えてまとめてしまいました。

久々にアホ全快のアナログ原稿を描き殴りたいよ~



(2010年12月8日ブログ記事より移行)





今、フランス語から帰ってきました。 今日は新しく一月から引継ぎで先生になるオリヴィエさんを紹介してもらい、 アナイス・キュンさんと三人で授業をしました! これからまた家で作業なので、Radio Franceを聴こうと思って、 ふとPIXIVというサイトをついでに覗きに行ってみたら 「荒川アンダーグラウンド」のイラストが おそろしくセンスが良くてびっくりしました。 腰が抜けました。 この方(中村光さん)の漫画自体がものすごくセンスが良いですね。 それから、ヤングガンガンで 「ゴッホちゃん」という四コマの読み切りを描かれている方も 絵の上手さが尋常でなく、センスも良いと思います。 世の中にはたくさん凄い人がいるものですねー 自分の原稿を見たらショックで食あたりとか痔とかになるかもしれないので 一週間くらい目をつぶったまま漫画を描こうと思います。



(2010年12月9日ブログ記事より移行)






四本先まで「ドラゴンと生者の書」の下描きました。

で、


秘書官が襲われたとこで出てきた裏が黒いタロットのデザインなんですが、

戦車のカードで、機械でできたゾウの戦車です。まだ手直します。

裏は黒一色ですが太陽にかざすと光の加減で、例のあやしい目がたくさんのマークが

浮かび上がります。



(2010年12月19日ブログ記事より移行)




今四本キャラのペン終わりました。 昨日更新したアレですが、肉のやつ「La biande」ですが、 伯爵が、肉を食べないのは、宗教的な理由や、牛さんや豚さんが 可哀想だからとかではなく、ただ味がすごく苦手なためです。 あと…、なんだっけ、そうそうそう 伯爵の霊薬のビンのことを書こうと思ったんだ、 霊薬のビンは、いろんな種類がありますが あれは、万霊節で出てきた新大陸から連れてこられた双子がいるお店の 片隅に売られているものです。 お菓子屋なんですが、入れもののデザインが凝っていて、 伯爵のお気に入りのお店です。 もちろんお菓子だけでも売ってくれます。 お菓子の容器はすべて新品ですが、 片隅で売られているビンは 新品のほかに蚤の市からの仕入れ品も混じっています。 なにか質問がありましたら気軽にどうぞ~ 22日くらいまで時間たっぷりでーす。




(2010年12月20日ブログ記事より移行)

 
 
 

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