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[K]night

みなさん、あけましておめでとうございます。

もうすぐ四月、新年度の始まりです。

久しぶりのブログ更新ですが、今年もよろしくお願いいたします。

実は、

霧林鹿と氷林鹿のキャラクターは、

昔(中学か高校くらいのころ)、構想していた「[K]night」という話の主人公が

原型となっています。

これは「[K]night」に出てくる「Key」という女の子です。

右下にいる男の子が主人公です。

ちょっと氷林鹿に似てるでしょ? これを描いたのはものすごい昔ですが。

私はすっかり忘れていたのですが、

説明書きに「”巨人”彗星通過のときに、空から降ってきた」女の子であると

書かれていて、この頃から巨大な何かが、何らかの意味をもってストーリーに

関わっていたことをうかがわせます。

「[K]night」は夜(night)と騎士(Knight)を掛けた意味で、

夜に現れる騎士のような存在がいる、というような話だったと思うのですが。

(もうすっかり昔なのでそのくらいしか覚えていない)

話変わりますが、

最近、紙を前にすると、絵が上手に描けなくなり、

悩んでいます。

半日くらい座っていて、ずっとガリガリ描いているのに

一コマも描けないときもあります。

腹が立ってもの凄く力を入れて描くので手が痛くなってしまい、

それでも何も得るものがないときもあります。

そんなときは、描くのをやめて、何かしたいことをしよう、と思って

他の事をするのですが、

パソコンを見たりダラダラしたりしていると、

ふっと何かイメージが出てきて、

原稿でも何でもない、捨ててあるノートページの裏とかに絵を描くと、

不思議なことに、すっと簡単に描けてしまいます。

これはすごく不思議なことなので、

どうしてだろうと考えてみたのですが、原因がわかりません。

しかし、たしかに

きちんとした原稿用紙に描くときは全然うまく描けず、

切れ端の紙なんかに描くときは、なんの苦もなくさらっと描けるのです。

もちろん同じ鉛筆を使っていますし、

これといった違いは思い当たりません。

考えてみると、そういえば学生の頃、

学校で毎日使っていた学習ノートの後ろの方に描いたたくがきなどを見てみると、

かなり良い絵やアイディアが描かれていることがあったりします。

どうも、この「ノートの切れっぱし」や「チラシの裏」は、特別な魔力を

持っているようです。

私がアシスタントでお世話になった先生も同じ様な事を言っていました。

よく、芥川賞をもらったり有名になった作家さんとかが、

立派な書斎や、真っ白ないい原稿用紙を用意したのに

全然書けなくなったなんて話を聞いたりするのですが、

それは、お金をかけた立派ないい紙には魔力がないから、

ではないかなと思いました。

同じように、やはり「切れっぱしの時間」というものにも魔力があって、

たとえば「学校の休み時間」、「放課後の図書室」、

「うたたね」「お弁当を食べたあとの余った時間」などなども

魔力があるのではないかと思いますよ。

そんなときに素敵なことを思いつくことが多いですから!

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